化け猫 益々のさばる
彼奴がしっぽを降ると、ヘリコプターの音がし、あくびをすると湯沸かし器のボイラーの音がし、喉を鳴らすと、道路工事の爆音がというぐあいに、迷惑きわまりありません。
もちろんこれらは小さい音ではあるのですが、一旦耳につけば気になって仕方ないのが、人間の神経であります。簡易的な防音壁が入り、シャッターにペアガラス、二重窓になっていても聞こえる彼奴の唸り声。
仕方ないので、この地域のおばちゃん市会議員に連絡して、市から化け猫測定係を派遣してもらうことにしましたが、この低周波はどのくらいのデシベルがあるのでしょうか。
そして対策はいかに。
絶対音感の音作の耳には、屋内の冷蔵庫ミーレの音は B
松下のセキュリティー ドアホンはA
日立の空気清浄機はGes
このように聞こえています。
いずれも低音譜表のさらなる低音の音域です。この音域は人間の耳につかない音域で、猫などでも高音は大嫌いで逃げ出しますが、この音域ならばそこそこは平気なんです。
有音ではなく無音の範疇の機械音で、雑音、ノイズの区分になります。
人間の耳では有音がなっている時は、無音は負けて耳につきませんが、有音がない状態では無音がのさばり、結果 夜がうるさいの!!!!
これは家の中の話であって、外はギャオ〜ンと大きな声だから、一般家屋はたまったもんじゃない。
それでも一般人は体の調子が悪くなってからしか、気がつかないんです。
音で人を殺せるんだけどな 怖い怖い・・・・