クラヴィコード
ピタゴラスが、鍛冶屋がきんコンと、違う大きさのハンマーでたたいているのを聞いて、その出る音の違いから、パッと音の法則を悟ったっていう逸話があるんだが
その話を想像力でうけとめて、人間が考えだした楽器なんだと、さ
なるほど、斧のようでしょ
たった1ミリほどしか鍵盤は下がらない、従って音は小さい
例えて言うなら、蚊の鳴くような音量
ピンで数カ所、鍵盤の所々を止めてるだけだから、ぶらぶらなんだ
従って鍵盤は微妙に動くので、かたかた鳴ります。
はやいパっセージが弾けない。
ハノンを弾こうとしないで下さい。
半音階は同じ弦でとっているので、弾けなくはないけど、まあ不備が一杯、だから進化したんだ。
でも声楽のようにビブラートがかけられるし、トリルもすばやくできる。
CDFの調はよくなりますが、
これではショパンもジャズもできません。
もちろん彼らが生まれる以前の時代ですがね
モーツアルト親子はこれを馬車に積んで、旅に出かけた。
幼少のモーツアルトのおててにぴったりな、小さな鍵盤だ。
例えて言うなら、おもちゃのピアノのサイズ
時代背景が違う過去の楽器です。
今のモダンのピアニストは鍵盤を叩いて弾くので、この楽器は絶対弾けません。
弾くよりさきに 壊す
これが音作のコレクション第一号、いや第一時代区分、バッハの時代の楽器です。
バロックよ、バロック!!