恩師の生涯の作品集孤
先生が好きだった色だ・・・贅沢な作りになってるこりに凝った装丁だ
そして型にはまらないサイズというところも
我々芸術家集団は
書道のことはわからずとも、
目を通したその時には、いろいろな思いが自己の内面に浮かび上がってくる
たとえ言葉にできなくとも
想念が・・・動く
瞬間的に作品の価値を、判断するよ
世間の人はこのオリジナルが何百万するんだろうかとの
貨幣価値や
有名や無名や
社会的な立場や、評判で
自分の評価を決めるんだが・・・・ね
音作は作品そのものの価値を
自分の中に即座に決定づける
恩師の美意識と、禅の思想を元としての想像力は
並外れている
彼の中には誰も入れない
誰も彼の美意識には近づけない
そして彼の作品をあんちょこに 評価する連中は
許されないことを
この美術書から、感じることができる
それはあんたの思いでしょ・・・
他の人はそんな風には思いませんよ
どこからか声が聞こえる
この一字から
何を思うか
いかに深く自己の内面を探求するか
浅ければ浅く、深ければ深い思い
自分の中にないものは
表出することはない
仏教哲学を学んでおいてよかったよ
これからも、ちゃんとやるから
自己成長なくして、芸術はない。