松葉のにしん蕎麦
京都 松葉屋のにしん蕎麦 1200円
久しぶりに、京都に出かけた音作は、松葉屋に入ってこのにしん蕎麦を食べようと
ここは歌舞伎座の北側にある新しい店で、店内はきれいです。
歌舞伎座の隣の店は、やっぱ古いわなぁ・・・
出汁はさっぱりとした京風で、
ニシンはお上品に蕎麦の中に隠れています。
今日は和蝋燭など買って、蝋燭立てを買おうか、それとも新門前の骨董屋に行ってみようか
そう思っている矢先にであったのが、なじみの骨董屋の御亭主
音作衛門さん、えらい久しぶり、ご機嫌さんで
最近店にいても商売にならへんでね、ネットオークションばっかりですわ。
サザビーとかですか?
まあね、そこは一番上やけど、もっともっと下でね
このニシンみたいに底が見えない世界に入ってしまって、新門前に人が歩いていませんねんで
大阪の老松はどうです? 東京も骨董はあきませんねで
皆マンションに住んで、洋風の生活やから、茶道も華道も廃れてしまい、輪島は電子レンジや冷蔵庫には入れれんし、マイセンはあっても輪島はねぇ
そうですねん、故郷の石川で職人は生活がたたんで、跡継ぎがいないんですわ
日本伝統文化ちゅうもんを、親が教えんでしょ
今も歌舞伎をそこでやってるけど、若者が来まへんがな
和蝋燭を買いに来た・・・・そんなこと考えられまへんで、音作さん