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音作衛門道楽日記 otozaemon.exblog.jp

音楽家のお遊び


by 遊楽音作衛門
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NA-18におきかえて読んでんか、サティの冗談

そもそも私には音を聞くことより音を測定することの方が楽しい。
音の測定器を手に、私は楽しく、そして確実に仕事をする。
私が測らなかったもの、測定しなかったものが何かあるだろうか
ベートーベンのすべて、ヴェルディのすべて、等々。
実に奇妙なものだ。

初めてフォノスコープを使ったとき、私は平均的音の大きさの変ロ音を調べた。
断言してもいいが、あんなに嫌らしいものはそれまで一度も見たことはなかった。わたしは召使いを呼び、彼にもそれを見せた。

音の測定器にかけると、ごくありふれた普通の嬰へ音が93キロに達する。
それは私が体重を測ってやったひどく太ったテノールから発していたのである。

音の掃除というものを、皆さんご存知だろうか、かなり汚いものだ。
引き延ばしのほうがまだしも清潔だ。
音の分類をきちんとやるのはじつに丹念な仕事で、目がよくないといけない。
これはフォノテクニックの領域のことだが。

音の爆発についていえば、しばしばいかにも不愉快なものだが、それ自体は、耳に綿を詰めておけば、まずまずの程度にやわらげる。これはピロフォニー 音の花火の領域

冷たい曲を書くのに、私はカレドフォン記録装置を利用した。
7分かかった。
私は召使いを呼んで,それらの曲を聞かせた。

フォノロジーの方が音楽よりすぐれていると言うことができると私は思う。より多様なのである。それに金銭上の収益もより大きい。私の財産はもっぱらこれに負っている。


いずれにせよ、モーターダイナフォンを使えば、技量的にはごく平凡な音測定技師でも、同一時間に同一量の努力でもって、最も巧妙な音楽家以上の音を記録する事も可能である。私がこんなにたくさん懸けたのはそのおかげなのである。
したがって未来はフィロフォニー(音愛)のものである。
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by yuurakuotozaemon | 2012-03-03 10:13 | 音作衛門物語 | Comments(0)