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音作衛門道楽日記 otozaemon.exblog.jp

音楽家のお遊び


by 遊楽音作衛門
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俵屋宗達??これガァ??

この本 オススメです。
もちろんフィクション小説なんだけれど
天正少年使節の話と
俵屋宗達を
結びつけて
話を考えているんだが、

なかなか、良いんだよ

織田信長の安土城の襖絵を書いた狩野永徳
生き生きとしている作画風景
洛中洛外屏風よ
昔は画業として 絵があって
門下として 秘かなる技術が伝授され
才能のある若き絵師が
狩野永徳のもとに集められたが、・・・・


織田信長にしても、狩野永徳にしても
懐が深い男として
表現されているなあ


俵屋宗達??これガァ??_c0185356_19061478.jpg

こんなアーティストトークを
画家さんがしてくれたら、面白いんだがな
参考にならんかな

ヤッパ モノ書きじゃないと無理かな・・・



また少年使節の純粋な眼差しが見えるようで
清々しい
カトリックの聖歌まで聞こえるようだ


まだ上巻を読んでいる途中なんだけれど
音楽家としては
オススメの表現だ


作画している時の
俵屋宗達の気持ちというか内面というか
これが良いな
狩野永徳の力量をしっかり見つめて
それを若い命にガンガンに吸収して行く感じ


はっきり、描くために
生まれてきたと

12歳の想定だろ

言い切っているところが、天才の表現かな・・・


いやあ この歳になってもなあ
そんなことを悟って
言い切る音楽家は
なかなかいないよ


良い作品だ!


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by yuurakuotozaemon | 2020-06-23 17:06 | 遊楽画廊 | Comments(0)