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音作衛門道楽日記 otozaemon.exblog.jp

音楽家のお遊び


by 遊楽音作衛門
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モーツアルト書簡

モーツアルトの書簡集より
母の死んだ日に父親に書かれたものなんだが・・・
まさか自分のプライベートの手紙を、何百年たった見知らぬ誰かが
読みふけっているとは
想像もしなかっただろうな



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いかなることも たとえそれが逆のように僕らに思われても
僕らの最善のために取りはからって下さる神が
そうお望みだということが僕にはわかります

どんな医者も、どんな人間も、どんな不幸も、どんな偶然も
人の命を与えたり、奪ったりすることはできない。
神様一人だけが一人可能なのだと、僕は確信します
医者などは、およそ神が用いる手段にすぎません



愛するお母さんの健康と生命力を全力を挙げて神様にお祈りした後、
なるべくそう考えて慰めています

そうすると心が落ち着き、安らぎと慰めが見いだせるからです。



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彼の音楽は変幻自在で、精神の安定を疑う医者が後の世にでてくる
だがこの心の軸になる信仰心は、この一節でよく理解できる。
母親の死に直面して、動揺するさまが伝わってくる

ところがこの後には、音楽の話に切り替わり、自分の世界の音楽の報告になってしまう。
自分のことをわかってくれる家族に、正直に自己の思いを報告しているといっても
その文章の方が大部分を占めている。



低周波音症候群の被害者さん達とメールのやり取りをしていると、わかることがあるんだよ
その被害者が被害環境にいるときは、もうきっちりした文章、整った文脈がとれなくなって、
苦しい、苦しい、あいつらのせいだ!
...苦しみだけが伝わってくる


早く避難して下さい、音の抜けるところがあるはずです
貴方ならわかるはずだ、そこに逃げるんだ!
そう呼びかけてしまう



騒音苦情の方々であれば、これまたすぐにわかるんだよ
整った文章に、儀礼的な表現、
ようはまともな文章なんだ・・・年配者が多いからよけいにそれがわかる

こりゃあ低周波音症候群とは違う
あるいは被害環境内ではない


避難して症状が治まったとしても、似たような環境は現代社会には多いから、また苦しみ出し、
その時はおかしいと、またこちらは気がつく


だてに音楽学はやってないぞ・・・



ああ、また耳鳴りの音が高くなって、耳がイタイなぁ・・・
寒いからかな・・
今日は雪だ



            060.gif 綾ピアノ研究所 060.gif 060.gif

by yuurakuotozaemon | 2014-01-20 07:09 | 遊楽座へようこそ | Comments(0)
今日はXmasイブ
スーパーにはこんな食材が溢れています
一人では食べきれないね
14oo円くらいね

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モーツアルトの大好物だったローストチキン
旅の空のアマデウスに、父親は好物のローストチキンをちらつかせて、ザルツブルグに帰るように説得します。

男というのは食い物に釣られる傾向性が高くて
うまい食事とかいうと、ついふらふらとなってしまう



メイドのテレーゼルがお前のために肥育鶏13羽を買い込んだ
早くザルツブルグに帰るんだ!!


浅間山荘事件の時に、ことを起こした息子に母親が
出て来てちょうだい、なんとかちゃん
一緒に朝ご飯食べましょうと呼びかけたが、
まあ、それと同じことが、何百年も前のモーツアルト父子にもあったということだ




雄鶏は高級食材で
一羽 60クロイツァー(およそ8800円)
8ヶ月間の飼育期間で3〜3.5キロに成長したもの

当時のキジと同列の高級食材だ

そうそう、孔雀も王宮で養われて食われる運命だったんだよ・・・・


七面鳥はまだまだ登場していません。




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by yuurakuotozaemon | 2013-12-24 07:39 | 遊楽座へようこそ | Comments(0)

パリの息子に

おまえの名声のすべてが、第一作にかかっているのを考えなさい。
作曲する前に、聴いて、フランス国民の趣味をじっくりと考えてみるのです。
彼等のオペラを聞くか、じっくりと観るのです。


おまえは何でも模倣できます、
急いで作曲しないこと


これは分別のある者のすることではありません。


グリム男爵様とノヴェールと、歌詞を前もって検討しなさい、
スケッチを作り、それを彼等に聴かせなさい。

ヴォルテールは友人達の前で自分の詩を読み、彼等の判断を聞きそして直します
これは名誉とお金を得るためです。


愛好家用にやさしく、ポピュラーな物を書くのです


無報酬では何もしないこと、


1778年 4月29日  レオポルド・モーツアルト


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モーツアルトの父親がいかに教育パパであったか
知らない人がいないほどだ
映画でとっても有名になって、実におかっかないオヤジさんだ・・・・

しかしこれほど、長けた人物もそうそういるものではない。
此の親にしてこの子ありともいえると思う。
実に魅力的な男性像でもある。


それでも大人になって、いうことを聞かなくなった息子は、どんどん羽を伸ばして、したいことをし、言いたいことをいうようになってしまう。
まあそれであたりまえなんだが...



愛好家用にポピュラーなものね、、、
とんでもなく難しい、KV310
誰がこれを弾くというのだろうか



もちろん、心を捕まえて離さない魅力的な曲ではあるが・・・

思うようにならないので、魅力的なんだろう・・・





by yuurakuotozaemon | 2013-12-21 09:23 | 遊楽座へようこそ | Comments(0)

吹雪の曲だ


世の中にはXmasからお正月にかけて、家族と過ごし、旅行にいき、
またお買い物を楽しんで、友人達と酒も飲んでと


いいなあ、、、そういう人達な


音作は今日も一人で、
年末を過ごすんだよ


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道楽日記は5万閲覧を遥かに越えているが、その中のカテゴリの遊楽座にようこそが、なかなかうまらない。
音楽家なはずなんだがな・・・
ちょっと集中して書いてみようかな



1778年 パリでのモーツアルトソナタを弾いているんだ
有名なKV310なんだがね...
冬のパリかな・・・吹雪の中の感じ

モーツアルトソナタの中で一番
技術的困難を極めるパッセージで、満たされている。


初期ののフォルテピアノでこの曲がうまく稼動したかどうか・・・・
疑問なんだ

有名なピアニストが弾いているけど、すごく速いテンポで、
吹雪の中を疾走する馬車にしても、
それじゃあ、スポーツカーではないかって思ってしまう。
いやそれだって、過去の産物で、
今はワゴンにエコカーでしょ

音もなく走るプリウスってね・・



今のモダンピアノだからできる、反応の良さで、早さを獲得できているんだがね




パリの冬は寒い
母親をパリで死なせてしまって、就職口はないし、
フランス革命前のパリは汚いし、物価は高いし、治安は悪い。
貴族達の屋敷で演奏をして、食事にはありついても
それだけでは満足できない

フリーメーソンの会合にはいったのかな


自己顕示欲のなせる技だろうか・・・
とんでもなく技術度が高いこの曲
他の誰も弾けない、圧倒される迫力がある

軽いチェンバロならば、どうだろうか




ようやく弾こうと思えるようになったよ
また一からの挑戦です。
どんな思いで、この寒風を表現したのか
人生は厳しい・・・・



音楽家はどこまでいっても、たった一人の戦いだ。














by yuurakuotozaemon | 2013-12-17 10:23 | 遊楽座へようこそ | Comments(0)
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      正解はバロックヴァイオリンの弓です。

モーツアルトのオヤジの時代は現在の弓とは違い、まぁ・・全部木でできているわけです。
これがオヤジが書いた、初心者用の指導書です。
オヤジはそもそも本屋の息子で、製本技術の職人の家に生まれました。
活版印刷の技術が開発され、本がそれまでの手書きのものよりは普及しやすいようになった頃、その頃から文学や芝居に秀でた作品が登場しだして、出版されることによって生計を立てようとする者が出てきた、そういった時代にあたります。
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   ほら、レオポルド・モーツアルトとあるでしょ・・
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頭の先がポヨンとなってるのが、オヤジの代の弓です。
弓は馬のシッポでできてます。これは簡単な問題ですが・・・・えっ! 何!ご存じなかった??

普通は本屋であれば家業をついで、マイスターになるはずが、オヤジは修道院に入り学問を志します。
それも歌う宗教のヴェネディクト派に入門し、
貴重な本もいっぱいあってね
ショーンコネリー主演の薔薇の名前って映画みたいに
でも修道院はきついのよ・・・
朝も昼も晩も、お祈りの、お経づくし、歌う宗教のヴェネディクト派

中世の修道僧のようにヨーロッパを旅する
それがモーツアルト親子の原点なんですよ
by yuurakuotozaemon | 2010-01-31 11:08 | 音楽クイズ | Comments(0)

菊爺の怒りと道楽

皆の怒りをものともせず、どんどん仕上がっていくコンビニの脅威は、自然環境にも多大なる影響を与えつつあります。

例えば大坂屋さんのサロンではコンビニの安物使用の建材によって風の道が塞がれ、この二月の一番寒い時期になんと室温が、17℃に跳ね上がりました。
暖房なしで17℃とは  大坂屋さん頭を抱えます。
南向きのこのサロンは冬はサンルームになって、窓際でシクラメンやシンビジュームなど咲き誇っています。
外気温と5℃の差があっていつもあたたかでありました。
しかしこのコンビニが建つにつれて室温は徐々に上昇し、外気との差はついに10℃
単純計算すると夏場は40℃を超える熱さになってしまします。
自慢の楽器がとてももちません。

さらにあの折板葺き鉄板ヨドコウ屋根が夏の太陽にあぶられたらどうなるか、あほでないかぎりわかりまっせ
それでも係のイノブタはその時になってみないとわからないなどと、中学校生徒以下の答弁をするのでした。
次の問いに応えなさい。木の伝導率と鉄板のそれとはどちらが高い?
わからなかったらデーター調べて回答を!

インターネットの広告でコンビニは地球環境を守るためにニ酸化炭素排出規制に協力とか、中国に植樹とか言ってまんねんで 
うそこけ!偽善でっせ
24時間営業を辞めて、この安物使用の建物をなんとかすれば、光熱費も削減できて
大坂屋さんはそろばんをはじき、ふかいためいき。

そこに飛び込んできたご近所の菊爺。
大坂屋さん、あのイノブタにコウモリをぶつけて、一泡吹かせてやりましたで!
あの正義の味方バットマン登場でっか?
そうともいえる

わしは毎年菊の品評会に丹誠込めたかわいい菊を出してきたけれど、あのコンビニに光を奪われて今年から育つかどうかわかりまへん。せっかくここまで研究に継ぐ研究、改良に継ぐ改良を重ね、賞を目指して頑張ってきたのに 家族には道楽がすぎまっせと笑われても日本の伝統的菊栽培にかけるこの情熱はわしの活力なんや。

音佐衛門さんご存知でっしゃろ、モーツアルトを聞かせたら仕事もはかどりミスも減り、酒もマイルドになることを。わしは毎日菊子に歌を歌ってやってますねん。日本一の菊作りの名人も歌ってますねんで

おまえが俺には最後の女 菊子〜 菊子〜
カラオケセットで歌いまくる菊爺 サロン一杯に広がる大音響
モーツアルトとド演歌、一流の演奏と素人芸、比較にはならないとは思いますが愛情と情熱はビンビンつたわってきましたな。
さぞ、おおぶりの菊が咲きますやろ

大事な菊子のためにどんだけ金を使ってきたか、土を作るための肥料はこうもりのフンでこれがすごく高いんや。ほんのひとにぎりで万だっせ。菊子はホンにカネのかかる子なんですわ
花の終わったその時から今日まで、つぎ込んだ手間ひま愛情資金をおまえらどないしてくれんねん、屋根を半分削ってんか!あのイノブタにコウモリの糞ぶつけてやったんですわ

そんな、もったいないこと

いやあ あとで拾ときましたけどな
by yuurakuotozaemon | 2009-02-20 06:16 | 音作衛門物語 | Comments(0)

言葉の芸術 音の芸術

大阪弁というのは、なかなかアーティキュレーションの豊かな言葉であって、テレビで活躍しているお笑いタレントの品のない語調や俳優人のかたい台詞とは違います。
この谷崎の小説には、生き生きとした昔の大阪弁が、息づく世界がございます。
声に出して読んでみると、今はもう滅びてしまった昔々の、祖父母の代の言い回しがあらゆるところに出てきて、なつかしいですわ。

それにしても谷崎の文章力はすばらしい。猫の仕草の描写と人間たちの心の葛藤がたまりまへん。すごい洞察力であります。
しかもなんという美的表現でありましょうか

モーツアルトは書簡の中でこう綴っています。

僕は詩的なものは書けません。詩人ではありませんから
僕は表現を巧みに描きわけて影や光を生み出すことはできません。
画家ではないからです.
そればかりか僕は、ほのめかしや身振りで僕の感情や考え方を表すこともできません。
僕は踊り手ではありませんから。

でも、音でなら、それができます。僕は音楽家ですから
by yuurakuotozaemon | 2009-01-05 17:57 | ひとりごと | Comments(0)